
1.心しておきたいことがある。善き師、善き友の中にいるということと、群れの中にグループぼけになるのとは違うということである。澤木興道(こうどう)老師はしばしば、「いま時分のやつのやることは、みな集団をつくってアタマ数でゆこうとする。ところがどこの集団でもグループぼけばかり。いわんや党派をつくるなどグループぼけの代表である。そんなグループボケをやめて、自分ぎりの自分になることが坐禅である」とグループボケを戒めておられる。
2. ドイツの哲学者のニーチェが同様のことを云っている。「この人生を簡単にそして安楽に過ごしていきたいというのか。だったら、常に群れてやまない人々の中に混じるがいい。そして、いつも群衆と一緒につるんで、ついには自分というものを忘れ去って生きていくがいい」と。
3.私はつねに自分に云いきかせている言葉がある。「私一人から始めましょう。できる、できないは問わない。 誓願として、やるべきことをやりましょう」と。
(参考:「致知」2026 年5 月号)