No.988 ホワイトカラーの余剰 

 

1. AI を活用(人工知能)の発達は日進月歩だ。ホワイトカラーの仕事は今後大きく減少するといわれている。こうした時代、ホワイトカラーを大量生産するような日本の大学教育は再検討の時期に来ている。 

2. 実際のところ、「F ラン」といわれる下位の大学では、中学や高校レベルの授業が行われ、大学が担うべき高等教育が実施されていないという。中間層の大学も、資格取得などの重きが置かれ、半ば専門学校化しており、教養ある知的エリートを養成するという大学のタテマエと乖離している。 

3. そうであるならば、従前の大学像にとらわれる必要はない。時代の趨勢や実情に即し、中堅以下の大学を大胆に変えればいい。最先端ではないがそれを下支えするハイレベルな技術者や高度な技能者を送り出す教育機関へ転換するのだ。「とりあえず大学進学」という安易な考え方も変える必要がある。 

(参考:「週刊東洋経済」2026 年4 月4 日号) 

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