No.987 幼少より小さな善を積み重ねる習慣を身につける    數土文夫(JFE ホールディングス名誉顧問) 

 

1. 1710年、江戸時代の日本で、儒学者・貝原益軒は『和俗童子訓(わぞくどうじくん)』を著しています。『養生訓』が書かれる3年前で、益軒81歳の時だというから驚きです。『和俗童子訓』は日本最初の体系的初等教育書と称され、幼少期からの「躾」や「学問の基礎」の重要性を説いた全5巻です。「躾」や「学問の基礎」は、教えるのは早過ぎることはない。早ければ早いほどよいと強調しています。 

2. 日本の小学校での掃除は清潔を保つことの喜び、協力精神の大切さ、役割分担の価値、責任感を育むなど、社会教育や躾そのものです。幼少より小さな善を積み重ねる習慣、習性を身につけてゆけば、賢明で徳のある社会が形成されていきます。 

3. 小さな悪と小さな善への対処法を誤ってはいけません。これは家庭や会社の長、さらには国の指導者、世界のリーダーにとって非常に重要な示唆を与えてくれます。

(参考:「致知」2026 年6 月号) 

>NPO法人マザーズドリームでは、いつでも寄付を受け付けています

NPO法人マザーズドリームでは、いつでも寄付を受け付けています

NPO法人マザーズドリームの活動にご協力ください。