耳より情報2022年11月 No.307

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。

異業種がゼネコン業界に進出

1.総合商社大手の伊藤忠商事は2021年12月、1874年(明治7年)創業の老舗ゼネコン、西松建設の株式を議決権ベースで約10%取得し、西松建設の筆頭株主となった。総合商社が大手ゼネコンの筆頭株主になったのは、今回が初めてのケースだ。伊藤忠は腰を据えて関係を構築し、ビジネスの裾野を広げる狙いがあったのだ。 2.異業種がゼネコンに出資したケースはほかにもある。セメントや医療関連事業の麻生(福岡県)は中堅ゼネコンの大豊建設の株を引き受け、8月末時点で出資比率50%を越える親会社となった。60兆円市場といわれるゼネコン業界。円熟市場とみられているが、異業種企業はそこに鉱脈を見いだし、相次いで進出している。

(参考:「週刊東洋経済」2022 年 9 月 10 日号)

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