耳より情報2023年6月 No.420

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。

「安いニッポン」現象が鳴らす警鐘      

1.近年、「安いニッポン」が耳目を集めている。諸外国に比べて物価が安い現象だ。英国の「エコノミスト」誌によると、2000 年4 月時点で、日本のマクドナルドの「ビックマック」の売価は米国やユーロ圏より高額だったが、23 年1 月の調査では4割近く安価となった。22 年には中国の売価も下回った。直接の要因は長期の物価低迷と円安だ。 

2.「安いニッポン」自体には輸出増や購買力増につながるメリットもある。が、それが低い生産性と低賃金の産物とすれば、望ましいとはいえない。日本でビックマックが安いのは、賃金が低いからかもしれないのだ。「安いニッポン」現象は、生産性を高められず所得を増やせなかった日本への警鐘ともいえる。 

(参考:「週刊東洋経済」2023 年4 月8 日号) 

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