強欲な資本主義文明は終焉(しゅうえん)(その1.「今までのやり方を変える」)  ジェレミー・リフキン(経済社会理論家)

ジェレミー・リフキン(経済社会理論家) 

1.この200年、西洋文明を中心に、工業化による「進歩の時代」が続いてきた。しかし、化石燃料を土台にした進歩の時代はもはや持続することができず、「地球の再野生化」により、6 度の大量絶滅の危機が近づいている。地球の再野生化とは、気候変動などが原因で自然が猛威を振るい、人類の制限が及ばなくなることを意味する。 

2.すでに熱波や干ばつ、洪水、森林火災が多発し、地球は生物が住めない場所になりつつある。ある専門家によれば、このままでは今の赤ん坊が一生涯を終えるまでに地球上の生物の約半分が絶滅してしまうという。人類が生き延びるには、今までのやり方を根本から変えなければならない。強欲な資本主義、代議制民主主義に基づく統治機構、自然を利用対象と捉える科学技術…、それらはいずれも「進歩の時代」のプレイブック(戦略集)だ。 

3.そのプレイブックに基づいて解決策を練ろうとしても、たちまち壁にぶち当ってしまう。ここで必要なのは新たなビジョンであり、そこから生まれてくるのが「レジリエンスの時代」。すなわち、再野生化する地球で生き抜くための新たなプレイブックだ。

(参考:「週刊東洋経済」2023 年12 月23 日・30 日号) 

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