No.1000 人間を磨くことは、人に課せられた使命 

 

1.「盲亀浮木(もうきふぼく)」という言葉がある。海中深く暮らしている目の見えない亀が100 年に一度だけ海上へ首を出す。ちょうどその時、真ん中に穴のあいた木が流れてきて、亀の首をすぽっとその穴の中に入る。人間に生まれるのはそれくらい難しくありがたいことなのだと、お釈迦様が言ったという。 

2. 『雑阿含経(ぞうあごんきょう)』に、「帰る時来た時より美しく」という言葉がある。私たちの体も心も自分で作ったものは一つもない。すべて天地から借り受けたものである。借り受けたものはいずれ返さなければならないが、その時は借りた時よりも美しく綺麗(きれい)にして返すことができるような生き方をしなければならないということである。 

3.この二つの言葉が暗示するもの、それは人間を磨くことの大切さである。人間を磨くことはこの世に生を受けたすべての人に課せられた使命だということである。それをこの二つの言葉は私たちに教えてくれているように思う。 

(参考:「致知」2026 年6 月号) 

>NPO法人マザーズドリームでは、いつでも寄付を受け付けています

NPO法人マザーズドリームでは、いつでも寄付を受け付けています

NPO法人マザーズドリームの活動にご協力ください。